介護職員の平均給与額

転職を志す介護職の方は、いろいろな観点から環境を変えるために転職をされると思います。その中で待遇、特に給与をあげようという方は少なくないかと思います。

厚生労働省が発表している介護職の平均月収ですが、 常勤の方ですと21年9月時点で31万5460円となっています。

でも、現在これより月収が少ない方がほとんどではないでしょうか。

実は、この金額は例えば夜勤をした場合の手当、賞与、処遇改善加算(介護職の処遇をよくするために介護保険から介護職の給与に充てられるものとお考え下さい)など、全ての収入を1ヶ月で平均したものです。

つまりは、平均年収は約3,785,520円ですよという意味です。これでしたらすでにクリアされている方もいらっしゃると思います。

また、介護職関係なく平均賃金は、東京や神奈川・大阪といった人口の多い都道府県に引っ張られる傾向が高く、かつその平均賃金は高めです。

そのため、大都市圏以外でご就業の方は、この平均年収より低くなる方が多いでしょう。また、介護福祉士のお資格をお持ちの方は高めに、無資格の方は低めになるのが一般的かと思います。

うまく転職をされるには、ご自身が介護職としてどのぐらいの位置におられるのかを客観的に評価して、ご希望の年収に近いような求人を選ばれるのがよいかと思います。どこかで具体的な話がしたいですね。